自分なりに分かってきている、Ducati SS900ie の心地よい乗り方
いい季節になってきましたね~!
今回はバイクネタです。
筆者Nskyの愛車 Ducati SS900ie 2002年型。
2006年に大型自動二輪免許を取得し、新古車で購入した初めてのバイク。いきなりDucatiを所有する事になり、教習所の乗りやすいバイクとはちょっと勝手の違う乗り味に、最初の頃は結構ヒヤヒヤドキドキでしたが、乗るたびに少しづつ発見があり、乗り方が分かってくるに連れて、逆に痛快なバイクと思えるようになってきました。今回は筆者なりに感じている、このDucati SS900ie に乗るときに注意することや、コツについて書いてみます。
このDucati SS900ie、前にもちょっと触れましたが、結構癖のあるバイクです。カーブですんなりとバンクせず、むしろ起き上がろうとする感じがあるので、カーブに進入する際に、より明確な動作をしてやらないと、非常に不安定な曲がり方になりやすいです。だけどコツがわかってくると、軽量な車重と相まって、カーブの切り返しでの軽快でスポーティな感じ、ハングオフしながらタイヤを食い込ませるかのようにグリグリと気持ちよく曲がっていく感じが味わえるようになってきます。乗っていくうちにだんだん身についてきたコツなんかが分かってきているので、覚え書きも兼ねて箇条書きにしてみます。
曲がる時の事
- 高速道路で一本調子でだらだら走っている時はわりとどう乗ろうと自由だけど、ワインディングではケツはできるだけ後ろにキープしておくと気持ちよく曲がっていける。
- カーブに進入する前、ブレーキングに入る前にケツを少し内側にずらしておいて、ニーグリップでケツが前に寄ってしまわないように位置を後ろにキープしながらそのままブレーキングし、リリースと共にイン側ステップを踏んでスッとリーンし、曲がっていく。僕のバイクのサス調整あたりがおかしいのかもしれないけど、このバイクはリーンウィズではなかなか気持ちよくは曲がれないと思う。何も膝を擦る必要は全然無いと思うけど、公道でも多少のハングオフは安全に曲がる為のテクニックだと思う。
- ワインディングでの切り替えしでは、カーブの終わりにバイクを起こすと同時に軽く立ち上がるように抜重してそのまま反対側にケツをずらした状態にグッと構え直して加重し、次のカーブに備えてブレーキングに突入していく。このリズミカルな加重と抜重によってターンのきっかけを作っていく感覚はスキーのスラロームの感覚に限りなく近く、気持ちがいい。
- リーンする時点でフロントブレーキがかかったままだとバイクが寝ない。リーンする時点で減速は完了しておく。
- 曲がる時は腕でハンドルは切らない。腕は楽にする。
- 旋回中、上体は少し外側を向いている。タイヤの接地点 ・・・ 体の重心 ・・・ イン側の肩を結ぶラインを感じる。これもスキーのターンのフィーリングにとても近い。
- 下りのワインディングでは、ブレーキングで特にケツが前に寄ろうとするので、ニーグリップでグッと後ろにキープしながら走る。ケツを後ろにキープできていれば、下りのワインディングもスムースに走れる。
- 旋回中はリアブレーキをごく緩く当てておくと安定を感じられる場合がある。
その他の事
- ステップはブレーキングやシフトチェンジの時以外はつま先でしっかりホールドしておく。
- 腕を突っ張ってハンドルにウェイトをかけ、背中を反らせた乗車姿勢は、危ないし見た目に素人っぽくダサいので、直線でも基本的にはやらない。
- ケツを後ろに載せるとハンドルは遠くなるが、肩をぐっと前方に出す感じでゆとりを持たせておく。肘は力を抜いて楽にしておく。この姿勢は自転車のロードバイクの乗車姿勢によく似ているので、ロードバイクに乗る人にはやりやすいと思う。
- ブレーキングでシフトダウンする時、右手指はブレーキレバーに2本掛けでレバーを握ったまま、ギヤチェンジに合わせてほんの少しだけアクセルを開け、回転数を合わせる。回転域によってはこれやらないと、後輪が跳ねて危ない。スリッパークラッチがあればそれほど気にしなくてもいいのかもしれない。
教習所を出ると路上を走る為の資格は手に入りますが、本当に基本的な最低限の事しか教えてもらえません。実際に路上に出始めてから学ぶ事の方がは~~るかにたくさんあると思います。周囲への気配りのカン、安全に走行する為のコツ、バイクの種類による乗り方の違い... 今でも乗る度に何かしら気づく事があります。当初に比べるとバイクでの走行にも慣れてきましたが、今後も無茶はせず、謙虚に乗っていきたいと思います。ここに書いた事は、ほとんど我流で身に付けた事なので、別のセオリーがあるかもしれないし、間違った事を書いている部分もあるかもしれません。もしもご指摘などがあればコメント頂けると嬉しいです。
初めまして。(^ω^)
私のドカは998sなので多少の違いはあると思いますが、
ドカのノーマルセッティングはフロントのプリロードが固すぎて
旋回しにくい場合が多いので、一度最弱の設定を試すことをオススメします。
詳しい記事は私のブログを見てください。
セッティング1
http://yaplog.jp/sekiai/archive/522
セッティング2
http://yaplog.jp/sekiai/archive/525
Sekiaiさんこんにちは!!
コメントありがとうございます。
早速記事読ませていただきました。
サスセッティングはまだ自分でいじった事がなく、
やらんといかんなーと思っていたところでした。
リンク先の記事、スンゴイ参考になります。
いろいろ試してみます!